"DSW-II" CW トランシーバーキット (2003/12/16掲載)

Small Wonder Labの"DSW-II(7MHz)"トランシーバーキット(送料込み$160)を申し込んだのが10月初旬、12月10日ようやく手元に届きました。



組み立てはパーツの確認含まず、全部で6時間くらい。加工といえばトロイダルコイルを4つ巻くのと、次のフロントパネルのVRの軸をニッパーでカットするだけ。Diagonal cutterを使えと指示がありましたが、これって何か判らず樹脂製の軸をニッパーでちょん切りました(笑)。



フロントパネルの基板もありますが、これは正味1時間。(右側)

マニュアル通り進めて、確認もなしに通電しましたが、問題なく動きました。 BFOの周波数とトランスの調整一箇所のみで、完璧に動作したのには驚きました。

出力は軽く定格の4Wが出ていますし、リアのVRで絞ると当局のメータでは測定できないくらい(0.1W以下)に絞れてます。 サイドトーンもなかなか良い音がしますが、800Hzと少し高め。感度もまずまず。ケースもシッカリしていますし、完成度の高いキットと思いました。

願わくば、スピーカ出力だと申し分ない。

DATA: 消費電流
             (受信時)      46mA
        (送信時 0.5W)  170mA  
        (送信時 1.0W)  220mA 
        (送信時 2.0W)  330mA 
        (送信時 3.0W)  440mA 
        (送信時 4.0W)  560mA 




"DDS Daughtercard Kit"

2004/3/13時点では、すでにキットの頒布は終了したようです
New Jersey QRP Club (http://www.njqrp.org/)が販売しているAD9850を使ったDDS基板のキットです。送料込みで$23と安いのですが、何故かAD9850・DDSチップはついて来ません。AnalogDevices社にサンプル品を送ってもらいます。注文後丁度2週間で到着しました(2003/12/16)。

これを使うには別にワンチップ・マイコンなど使ってコントロールしてやらないと役に立ちません。



AD9850はリードの半田付けが結構、難しそうなので半田ごてを先ず準備。普段使っているコテ先を外して1.6mm銅線を巻きつけて、先端を尖らせました。



何とか完成。



"PIC-EL KIT"(2004/2/19)

2004/3/13時点では、すでにキットの頒布は終了したようです

年末に注文してあった「PIC-EL KIT」が届いたのでさっそく組み立て、頑張ってDDSを動くようにしました。

DDSというのは、Direct-Digital-Synthesizerといって、デジタル的にサイン波を作る(技術)装置です。DDS基板も親ボードも完成していたのですが、親ボードのワンチップCPUのフラッシュメモリにDDSコントロールプログラムを書き込む必要がありました。

1Hzから30MHzまで、1Hz単位で出せます!!もっとも、精度は14MHzで43Hzずれてましたが、これは仕方あり ません。原発振IC(100MHz)の精度で決まります。それだけのことですが、これを使って何か作れないかと、楽しくなりますよ。





MFJトランシーバキット MFJ9330K(2004/3/30)

最近は電子パーツも小型化の一途を辿り、入手も困難になってきました。 右端のプリント板には『表面実装部品』が数多く最初から実装されてます。 SA602A-3個、386-1個、78L08-1個とチップ抵抗・コンデンサ・インダクタなど、、

組みあがって、ケースに入れて完成ですが、プリント基板の組み立てに約2時間、 ケースに入れるのと、調整が各1時間の合計4時間程度の工作です。 コイルは2個手巻きする必要がありますが、巻きやすいエナメル線が付属しており、 実に簡単です。


ケースは9cm×9cmとかなり小型です。アンテナ端子はピンジャックが付いてきますが、 私はほかのトランシーバーとの互換もあって、BNCジャックにしました。(ケースには 穴が用意されている)。ここまで金属加工、穴あけ一つ必要ないのは実に楽チンでした。
しかし、電子キーヤーを内臓させるのに、さてどうするものか、、、(つづく)


MFJ9330の特性を計りました

QRP周波数の10.106MHzにチューニングできないし、サイドトーンも600Hzに 合わせ切れていないなど、まだまだ調整が必要です。


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