"DSW-II" CW トランシーバーキット(2003/12/16掲載)
出力は軽く定格の4Wが出ていますし、リアのVRで絞ると当局のメータでは測定できないくらい(0.1W以下)に絞れてます。 サイドトーンもなかなか良い音がしますが、800Hzと少し高め。感度もまずまず。ケースもシッカリしていますし、完成度の高いキットと思いました。
願わくば、スピーカ出力だと申し分ない。
DATA: 消費電流 (受信時) 46mA (送信時 0.5W) 170mA (送信時 1.0W) 220mA (送信時 2.0W) 330mA (送信時 3.0W) 440mA (送信時 4.0W) 560mA
"DDS Daughtercard Kit"
これを使うには別にワンチップ・マイコンなど使ってコントロールしてやらないと役に立ちません。
AD9850はリードの半田付けが結構、難しそうなので半田ごてを先ず準備。普段使っているコテ先を外して1.6mm銅線を巻きつけて、先端を尖らせました。
2004/3/13時点では、すでにキットの頒布は終了したようです
年末に注文してあった「PIC-EL KIT」が届いたのでさっそく組み立て、頑張ってDDSを動くようにしました。DDSというのは、Direct-Digital-Synthesizerといって、デジタル的にサイン波を作る(技術)装置です。DDS基板も親ボードも完成していたのですが、親ボードのワンチップCPUのフラッシュメモリにDDSコントロールプログラムを書き込む必要がありました。
1Hzから30MHzまで、1Hz単位で出せます!!もっとも、精度は14MHzで43Hzずれてましたが、これは仕方あり ません。原発振IC(100MHz)の精度で決まります。それだけのことですが、これを使って何か作れないかと、楽しくなりますよ。
最近は電子パーツも小型化の一途を辿り、入手も困難になってきました。 右端のプリント板には『表面実装部品』が数多く最初から実装されてます。 SA602A-3個、386-1個、78L08-1個とチップ抵抗・コンデンサ・インダクタなど、、
組みあがって、ケースに入れて完成ですが、プリント基板の組み立てに約2時間、 ケースに入れるのと、調整が各1時間の合計4時間程度の工作です。 コイルは2個手巻きする必要がありますが、巻きやすいエナメル線が付属しており、 実に簡単です。
ケースは9cm×9cmとかなり小型です。アンテナ端子はピンジャックが付いてきますが、 私はほかのトランシーバーとの互換もあって、BNCジャックにしました。(ケースには 穴が用意されている)。ここまで金属加工、穴あけ一つ必要ないのは実に楽チンでした。
しかし、電子キーヤーを内臓させるのに、さてどうするものか、、、(つづく)