フィールドデー・コンテスト(2003/8/2,3)
毎年8月の第一土・日曜日にJARL(日本アマチュア無線連盟)主催で「フィールドデー・コンテスト」が行われます。 『無線のコンテストって何?』っていうと、決められた時間内に行われた 交信数と地域数の掛け算で点数化して、競うというものです。 フィールドデーは、国内の都道府県と支庁(北海道)が対象です。 国際的なコンテストも盛んで、この場合は国数や、テリトリーの数で計算 します。 フィールドデー・コンテストの特徴は、電気の通っていない所で運用す る局は、2倍の点数が貰えるということで、みな屋外に出て車のバッテリ ーや発電機を使って無線をします。勿論、そうでない人もいますが、、、。




JH3YKV(池田市民アマチュア無線クラブ)の場合
池田市民アマチュア無線クラブでは、毎年のように池田市・五月山 の日の丸展望台に出かけます。発電機やアンテナポール、無線機やアンテ ナ、それに夜露を凌ぐためのテント、机と椅子、果ては扇風機まで一式 をトラックと乗用車に載せて出かけます。日が高くなると暑いので、現地 に8時過ぎには到着。



50MHzアンテナ
アンテナといっても、周波数によって大きさが違ってきます。 50MHz帯では波長が6mで、、、とにかくこのサイズです。 アンテナは遠くの電波を拾うために、大きく高くが原則です。





こんな時間もありますが
コンテストは土曜日の21:00から、翌日の15:00まで。 無線のオペレータは交代で、原則徹夜です。しかし、このようなホッと する時間も。


オペレータ
ホッとしている横では、必死に交信相手を探すオペレータが。 (ことしは、あかんな〜、、ブツブツ)



アンテナがいっぱい
周波数が高くなると、アンテナの棒(エレメント)も短くでき ます。その分、弱い電波も聞こえるように棒をいっぱい並べたもの が使われます。UHFアンテナより小さいのもあります。



もうまもなく終わりかな?
アマチュア無線に許された周波数帯の中で、この日は3.5、7、14、21、 28、50、144、430、1200、2400、5600MHz帯の11バンドを使いました。 私は144MHzを担当しました。